歩く日々、とどまる日々。

のんびりしたり、バタバタしたり。

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光のうつしえ


光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島
(2013/10/12)
朽木 祥

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昨年の原爆忌に、初めて灯籠流しを見た。
静かに流れる灯籠と、人々のざわめき。生と死が混じり合った、いつもと違う広島。覚えたのは不思議な違和感。

作中にも出てくるように、あの日一瞬にして7万人以上が亡くなり、その年の終わりまでに合わせて14万人の人々が命を落としたと言う。
当たり前のように続くはずだった日常が断ち切られ、そのとき亡くなった人・遺された人の「あるはずだった人生」を奪い、ねじ曲げてしまう。その大きな力。読みながら、周りの被爆者の方々のことを思う。そして、どうしても震災のことを連想してしまう。

あの震災の中で様々なドラマがあった、とマスコミは言うけれど、その場にいる人々には今、目の前にある現実で。忘れたい。忘れられない。忘れてはいけない、こと。
69年前の広島でも、きっと。

吉岡先生の手紙の中の「加害者になるな。犠牲者になるな。そしてなによりも傍観者になるな」の一文が、強く心に迫る。
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