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尊厳の藝術展 The Art Of GAMAN

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県立美術館で本日より開催の「尊厳の藝術展 The Art Of GAMAN」と、そのオープニングフォーラムへ行って来ました。

「尊厳の藝術」ってなにか、って?

まず、この展覧会は2010年秋にアメリカで開催されたものが基になっています。展示されている作品は全て、アメリカへ移住した日系人たちが作ったもの。
それらはいつ、どこで作られたのか?第二次大戦中の、日系人の強制収容所で、です。

・・・と書くと「重さ」を感じてしまうけれど、実際に目にする作品は、とても温かく、気持ちのこもったものばかり。
生活に必要な家具や刃物などの道具(人々はほんのわずかな手荷物だけで収容所へ入った)。
貝殻や木片で作られた花や鳥のブローチ。
花札やチェスなど、娯楽のための品々。

こうした作品を作ったのは、当時50代・60代だった日系一世が多かったそう。
三世の子どもたちは学校があり、働き盛りの二世は収容所内での労働があったけれど、一世の人々には持て余す程の時間があったという事情もあったようです。
でも、はるばる海を渡ったアメリカで苦労を重ねて生活を築いていた一世たちにとって、作ること、それらに向き合う時間は、手慰みと同時に、少しの間でも辛い現実を忘れさせてくれるものだったのでしょう。

ひたすらに、丁寧に、根を詰めて作られたものたち。
そのひたむきさに、現代の私たちも励まされます。

アメリカでの展覧会の様子はNHKの「クローズアップ現代」で取り上げられ、日本での開催を望む声が多く寄せられました。そして日本での開催が決まったとき、展覧会の企画者デルフィン・ヒラスナさんは「ぜひ広島での開催を」と希望。
ヒラスナさんの祖父は広島県出身だったのだそうです。

広島県はハワイ・北米・南米に全国で最も多く移民を送り出している、移民県。
私は身内に移民者を持たないけれど、そういう、また違った視点で作品を捉える方もいるかもしれないな、と思います。

入場無料だし、私は期間中また行くつもり。
興味のある方、解説しますよ~(笑)。
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